大学レポートの図表で減点しないための見やすいルール7つをまとめたアイキャッチ
図表を整えるだけで読みやすさが上がる

大学レポートの図表は、内容以前に「読みにくい」だけで損をしがちです。
でも逆に言うと、見やすさの基本を7つ押さえるだけで完成度が一気に上がります。

この記事では、Word/Googleドキュメント中心に、表・グラフで減点されにくい“見やすい型”をまとめます。
最後に提出前3分チェックも付けるので、提出直前の最終確認にも使えます。

注意:授業・学部・先生のルールが優先です(クリックで開く)

図表の評価基準は授業や先生によって細部が違うことがあります。この記事は「多くのレポートで通用しやすい減点回避の基本」をまとめたものです。配布資料や指定フォーマットがある場合は、そちらを最優先してください。

まず結論|図表で減点しない“見やすさ”ルール7つ

先に結論です。図表が急に“ちゃんとしたレポート感”になるのは、だいたいこの7つです。

  1. 番号+タイトルを付ける(図1/表1)
  2. 本文で必ず参照する(「図1に示すように」)
  3. 1図1メッセージ(言いたいことは1つ)
  4. 文字サイズの下限を守る(印刷で潰さない)
  5. 軸ラベル・単位・凡例を必ず入れる
  6. 余白・整列・罫線で“素人感”を消す
  7. 出典を正しく書く(自作/加工/引用を区別)
大学レポートの図表で減点しない見やすいルール7つを一覧化したまとめ図
まずは7ルールを一気に確認

ここから1つずつ、直し方のコツを短く具体的に説明します。


ルール1:番号+タイトルを付ける(図1/表1)

図表は「置くだけ」だと、読み手が参照しにくくなります。番号とタイトルがあるだけで、本文との連携がスムーズになり、レポート全体が締まります。

OK例/NG例

  • OK(図)図1:アルバイト時間と睡眠時間の関係(n=80)
  • NG(図)グラフ(タイトルなし)
  • OK(表)表1:アンケート回答の内訳(n=120)
  • NG(表)(番号なし)

Wordの最小手順(10秒)

  1. 図の下(表は上)をクリック
  2. 図1:〜表1:〜と入力
  3. 必要ならタイトルだけ太字(任意)

Googleドキュメントの最小手順(10秒)

  1. 図の下(表は上)に1行追加
  2. 図1:〜表1:〜と入力
  3. 詰まるなら表示形式 → 行間を調整

ルール2:本文で必ず参照する(「図1に示すように」)

図表が単体で置かれていると、「で、何が言いたいの?」が伝わりません。本文で1行だけでも参照すると、読み手は迷いません。

OK例/NG例

  • OK図1に示すように、A群はB群より平均値が高い。
  • NG:図表だけ貼って本文が無関係(読み手が迷子)

参照文テンプレ(コピペOK)

  • 図1に示すように、〜である。
  • 表1より、〜が全体の△%を占める。
  • 図2から、〜の傾向が読み取れる。

コツ:参照文は「図表があります」ではなく、“何が言えるか(結論)”まで書く。


ルール3:1図1メッセージ(言いたいことは1つ)

図表に情報を詰め込みすぎると、読む側は理解に時間がかかります。図表は“情報”ではなく“主張”を通す道具だと考えると、作りやすいです。

秒速チェック

その図の主張を、1文で言えないなら分割候補です。

よくあるNG

  • 「比較」と「推移」を同じ図に入れる
  • 系列(色)が多すぎる
  • 図が本文より“長い”状態

分割の目安:系列が3つ以上なら、まず「言いたい1つ」を残すと整理しやすいです。


ルール4:文字サイズの下限(印刷で潰さない)

画面で見えても、印刷したら潰れる…はあるあるです。提出形式がPDFや印刷の場合は特に、文字サイズに一度だけ注意しましょう。

目安(安全側)

  • 図内文字:10pt以上
  • 軸ラベル:10〜11pt
  • キャプション:10〜11pt

一番ラクな確認方法(おすすめ)

  • いったんPDF化して100%表示で見る
  • 可能ならA4に印刷(1回で事故が激減)

ルール5:軸ラベル・単位・凡例は必須(グラフの三種の神器)

グラフで減点されやすいのが「何の数値か分からない」状態です。最低限、これだけは入れます。

OK例/NG例

  • OK:縦軸「割合(%)」/横軸「学年(1〜4年)」/凡例あり
  • NG:軸の意味が不明、単位なし、凡例なし

Excelでの最小手順(作る側:30秒)

  1. グラフをクリック
  2. グラフ要素(+)軸ラベルにチェック
  3. 軸ラベルに「割合(%)」など入力
  4. 必要なら凡例にチェック

※Word/Googleに貼った後、文字が小さくなることがあるので、貼り付け後に一度だけ拡大して確認


ルール6:余白・整列・罫線で“素人感”を消す

同じデータでも「表の見た目」が整っているだけで読みやすさが上がります。ここは“センス”じゃなくて“型”で解決できます。

OK例/NG例

  • OK:外枠+見出しの線だけ。余白があり読みやすい
  • NG:全セルが濃い罫線で囲まれ、文字が詰まって重い

Wordの最小手順(表:30秒)

  1. 表を選択
  2. 表のデザイン → 罫線を「外枠+必要最小」へ
  3. レイアウトセルの余白を少し増やす
  4. 数字列は右寄せ(任意だが見やすい)

Googleドキュメントの最小手順(表:30秒)

  1. 表を選択
  2. 右クリック → 表のプロパティ
  3. セルの内側余白を少し増やす
  4. 枠線の太さ/色を薄める(重さが消える)

ルール7:出典の書き方(自作/加工/引用を区別)

図表で一番怖いのは「出典が曖昧」なケースです。ここを押さえるだけで、安心して提出できます。

まず分類(ここが重要)

  • 自作(自分で集めたデータ):基本は出典不要(方法・条件は本文で説明すると丁寧)
  • 引用(他者の図表をそのまま使う):出典必須
  • 加工(他者データを元に自分で作り直す)出典:〇〇をもとに作成が安全

出典テンプレ(図の下に置く)

  • 書籍・論文出典:著者名(年)『タイトル』出版社/誌名
  • Web出典:サイト名(URL、参照日:YYYY-MM-DD)
  • 加工出典:〇〇をもとに作成(URL、参照日:YYYY-MM-DD)
大学レポートのグラフで軸ラベルや図表番号があるOK例とないNG例の比較図
OK/NGの差は「番号・参照・単位」で一気に出る


《恵子のメモ帳》提出前、ここだけ見ればOK(クリック)

《恵子のメモ帳》提出前、ここだけ見ればOK(クリック)
  • 図表番号+タイトルがある?(図1/表1)
  • 本文で参照文を書いた?(図1に示すように)
  • グラフに軸ラベル・単位・凡例ある?
  • 表は罫線が濃すぎない? 余白ある?
  • 出典は正しい?(自作/加工/引用)

これでOKなら、提出して大丈夫。迷ったら「先生の指定」を最優先ね。


提出前3分チェック(このまま使ってOK)

  • [ ] 図表番号+タイトルがある(図1/表1)
  • [ ] 本文で参照している(図1に示すように)
  • [ ] 1図1メッセージになっている
  • [ ] 文字が潰れていない(印刷想定)
  • [ ] 軸ラベル・単位・凡例がある(グラフ)
  • [ ] 余白・整列・罫線が整理されている(表)
  • [ ] 出典が正しい(自作/加工/引用の区別)
大学レポートの図表を提出前3分で確認するチェックリストを図解したイラスト
提出前は「これだけ」見れば事故が減る


よくある質問(FAQ)

Q1. 図表番号って必須ですか?

授業や先生の指定がなければ絶対ではありません。ただ、本文で参照しやすくなり、体裁が整うので、迷ったら付けるのが安全です。

Q2. Excelで作ったグラフをWordに貼ると崩れます

提出形式によりますが、崩れが気になる場合は「画像として貼る」などで安定することがあります。学校指定の形式(Word提出、PDF提出)があるなら、それに合わせるのが確実です。

Q3. 出典は図の下と参考文献の両方に必要?

厳密なルールは授業次第ですが、迷うなら図の下(簡易)+参考文献(正式)の二重にしておくと安全です。


次に読む(おすすめ)

もこあい先生より:「今日の“なんで?”を大切にしよう。正解より、考えた道のりが宝もの。」


参考文献・出典

※以下は要約・整理のための参照候補です。内容は誤りや解釈の幅があり得るため、授業の指定・一次資料を優先してください。

  1. (大学/公的機関のレポート作成ガイド:参照日 2026-02-08)
  2. (Microsoft Word公式ヘルプ:参照日 2026-02-08)
  3. (Google Docs公式ヘルプ:参照日 2026-02-08)