💼 ビジネス英語が出てこない社会人へ|会議・電話・雑談を1フレーズで乗り切る方法
ビジネス英語で困るのは、難しい単語を知らないことよりも、会議・電話・雑談で、とっさの一言が出てこないことではないでしょうか。
言いたい内容は頭にあるのに、英文を長く組み立てようとして固まる。聞き取れなかったのに、聞き返せない。雑談で何か返そうとしているうちに、沈黙が長くなる。
そんなときに必要なのは、何十個もの例文ではありません。
「この場面では、まずこれを言う」と決めた短い1フレーズです。
こんにちは、もこあい先生です。
この記事では、会議・電話・雑談で会話を止めないための「お守りフレーズ」を1つずつ紹介します。さらに、最初の一言が出たあとに会話を一歩だけ進めるための、短い「次の一言」も用意しました。
長い英文を話せなくても大丈夫です。まずは、沈黙を切るための現場サバイバル装備を1つ持ち帰りましょう。
この記事にはプロモーションが含まれます。
学習方法や英語表現を紹介する記事であり、特定の成果を保証するものではありません。英語表現の丁寧さや自然さは、相手との関係、会社の慣習、地域によって異なる場合があります。
- 先に結論|会議・電話・雑談は、この3フレーズから始める
- なぜビジネス英語は、とっさに出てこないのか
- 会議|1点だけ補足したいときのフレーズ
- 電話|聞き取れなかったときのフレーズ
- 雑談|相手の話に反応するときのフレーズ
- 健太と恵子の違い|英語力より、準備の方法で結果が変わる
- その英語、強く聞こえない?避けたい3つの言い方
- それでも困ったときの3つの非常口
- 1分練習|読める英語を、口から出る英語に変える
- AIで自分の職場用の1フレーズを作る方法
- 今日できる最小行動|苦手な場面を1つだけ選ぶ
- よくある質問
- まとめ|流暢さより、最初の一言を持っておく
- 次に読む
- 続ける仕組みが欲しい人へ|Z会Asteria for Business(PR)
- 参考文献・出典
先に結論|会議・電話・雑談は、この3フレーズから始める
最初に、この記事で使う3つのフレーズを確認します。
全部を一度に覚える必要はありません。今日いちばん困りそうな場面を1つ選び、その場面のフレーズだけ覚えれば十分です。
| 場面 | お守りフレーズ | 日本語 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 会議 | May I add one point? | 1点、補足してもよいでしょうか | 区切る |
| 電話 | Could you say that again, please? | もう一度言っていただけますか | 止める |
| 雑談 | That sounds great. | いいですね | つなぐ |
この3つは、長く話すための表現ではありません。
- 会議では、発言に入るために区切る
- 電話では、聞き取れないまま進まないように止める
- 雑談では、相づちを返して会話をつなぐ
まず短い一言で会話の流れを整え、そのあとに必要な内容を少しだけ足します。
今、どの場面で止まっていますか?
なぜビジネス英語は、とっさに出てこないのか
英語が出てこないと、「自分には英語力がない」と考えがちです。
しかし、現場で固まる原因は、単語や文法の知識だけではありません。
会議や電話では、短い時間に次のことをまとめて行います。
- 相手の英語を聞く
- 何を求められているか判断する
- 返す内容を考える
- 英文を組み立てる
- 発音して相手へ伝える
このとき、最初から長く正しい英文を作ろうとすると、考えることが増えます。
一方で、「電話で聞き取れなかったら、この一言」と先に決めておけば、最初の判断を減らせます。
1フレーズは、会話のセーブポイントです。
一度区切れれば、落ち着いて次の内容を考えられます。
英語が得意な人のように、最初から流暢に話す必要はありません。
短い一言を先に出し、会話を一歩だけ動かす。この記事では、その形を目指します。
会議|1点だけ補足したいときのフレーズ
May I add one point?
1点、補足してもよいでしょうか。
会議で意見を求められたとき、最初から長い説明を始めようとすると、言葉が出にくくなります。
そこで、まずはMay I add one point?と短く区切ります。
この一言を先に置くことで、「今から1点だけ補足します」と相手に伝えられます。
短い会話例
相手:We plan to finish the project by Friday.
金曜日までにプロジェクトを終える予定です。
あなた:May I add one point?
1点、補足してもよいでしょうか。
あなた:We may need a little more time.
もう少し時間が必要かもしれません。
1フレーズの次に言う一言
We may need a little more time.
もう少し時間が必要かもしれません。
大切なのは、補足内容まで長くしないことです。
最初は、次のような短い内容で十分です。
- We need more time.(もう少し時間が必要です)
- There is one concern.(1つ懸念があります)
- The schedule may be difficult.(その日程は難しいかもしれません)
使いやすい場面
- 会議中に1点だけ補足したい
- 日程や条件について注意点を伝えたい
- ほかの人の意見に情報を付け足したい
使うときの注意
相手が話している途中へ強く割り込むのではなく、話が一区切りしたところで使います。
さらに丁寧に聞こえる形にしたい場合は、次のようにも言えます。
May I briefly add one point?
1点だけ、短く補足してもよいでしょうか。
ただし、最初から2つ覚える必要はありません。まずはMay I add one point?だけで大丈夫です。
電話|聞き取れなかったときのフレーズ
Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか。
電話では、相手の表情や口の動きが見えません。通信状況や周囲の音によって、知っている英語でも聞き取れないことがあります。
聞き取れなかったときに、分かったふりをして会話を進めるほうが危険です。
大切な日時、名前、金額、数量などは、短く聞き返して確認しましょう。
短い会話例
相手:The meeting is on Tuesday at three.
会議は火曜日の3時です。
あなた:Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか。
相手:Tuesday at three.
火曜日の3時です。
あなた:Did you say Tuesday at three?
火曜日の3時とおっしゃいましたか。
1フレーズの次に言う一言
Did you say Tuesday at three?
火曜日の3時とおっしゃいましたか。
繰り返してもらった後は、自分が聞き取った内容を短く復唱します。
- Did you say fifteen?(15とおっしゃいましたか)
- Did you say Mr. Brown?(ブラウンさんとおっしゃいましたか)
- Did you say next Monday?(次の月曜日とおっしゃいましたか)
使いやすい場面
- 相手の発言全体を聞き取れなかった
- 電話の音声が途切れた
- 重要な日時や数字を確認したい
避けたい言い方
Say again!だけでも意味が伝わる場合はありますが、言い方によっては強く聞こえます。
Could you say that again, please?のように、依頼の形とpleaseを付けた表現を基本装備にすると安心です。
雑談|相手の話に反応するときのフレーズ
That sounds great.
いいですね。
雑談で難しいのは、自分から面白い話題を出すことより、相手の話へ自然に反応することです。
相手が旅行、趣味、週末の予定、楽しかった出来事などを話したときは、まずThat sounds great.と返します。
この一言だけでも、無反応のまま沈黙することを避けられます。
短い会話例
相手:I went hiking last weekend.
先週末、ハイキングへ行きました。
あなた:That sounds great.
いいですね。
あなた:What did you enjoy most?
何が一番楽しかったですか。
1フレーズの次に言う一言
What did you enjoy most?
何が一番楽しかったですか。
相づちのあとに短い質問を1つ足すと、会話を相手へ返せます。
- How was it?(どうでしたか)
- How did it go?(どうでしたか)
- What did you enjoy most?(何が一番楽しかったですか)
使いやすい場面
- 旅行や休日の話
- 趣味や食事の話
- 新しい計画や前向きな出来事
- 相手が楽しそうに話しているとき
合わない場面
That sounds great.は、基本的に前向きな内容へ使う表現です。
病気、失敗、仕事上のトラブルなど、相手が困っている話には合いません。
そのような場合は、次のように返します。
I’m sorry to hear that.
それは大変でしたね。
英語そのものが正しくても、場面との組み合わせが合わなければ、不自然に聞こえることがあります。
健太と恵子の違い|英語力より、準備の方法で結果が変わる
健太は、会議・電話・雑談で使えそうな英語を30個覚えようとしました。
ところが実際の電話では、どのフレーズを使えばよいか迷い、その場で完璧な英文を作ろうとして固まってしまいます。
健太:「昨日30個読んだのに、電話では1つも出なかった……」
一方、恵子は、その日に起こりそうな場面を1つだけ選びました。
電話があると分かっていたため、メモに次の2文だけを書きます。
Could you say that again, please?
Did you say Tuesday at three?
そして、仕事の前に3回だけ声に出しました。
恵子:「全部の電話には対応できないけど、聞き取れなかったときの一言だけは決めておこう」
実際の電話で相手の英語を聞き取れなかったとき、恵子は準備したフレーズを使えました。
二人の違いは、単純な英語力だけではありません。
| 健太 | 恵子 |
|---|---|
| たくさん覚えようとする | 今日使う1つを選ぶ |
| その場で長い英文を作る | 最初の一言を先に決める |
| 読むだけで終える | 実際の場面を想像して声に出す |
| 言えなかったことだけを見る | 1回言えたことを記録する |
悪もこあい先生
30個覚えて1つも出ないより、1つ決めて口から出せ。
現場で使えない知識は、まだ装備されていない。
完璧な英文を作るのではなく、準備した短い一言で会話を一歩動かす。
これが、この記事で最も大切にしたい考え方です。
その英語、強く聞こえない?避けたい3つの言い方
短い英語は便利ですが、短くしすぎると強く聞こえたり、場面との距離感が合わなくなったりすることがあります。
| 避けたい言い方 | 気を付けたい理由 | 安全な言い方 |
|---|---|---|
| Say again! | 命令のように強く聞こえる場合がある | Could you say that again, please? |
| I don’t know. | 確認せずに会話を終えたように聞こえる場合がある | Let me check and get back to you. |
| You are beautiful! | 相手との関係によっては距離が近すぎる | That sounds great. |
問題は、「文法的に正しいか」だけではありません。
誰に、どの場面で、何のために言うかまで含めて選ぶ必要があります。
迷ったときは、短く、丁寧で、仕事の目的から外れにくい表現を優先しましょう。
それでも困ったときの3つの非常口
主役は、会議・電話・雑談の3フレーズです。
ただし、実際の仕事では、それだけでは対応できない場面もあります。困ったときだけ使う補助装備として、次の3つも確認しておきましょう。
相手の英語が速すぎる
Could you speak more slowly, please?
もう少しゆっくり話していただけますか。
名前や数字を書いてほしい
Could you write that down, please?
それを書いていただけますか。
その場で回答できない
Let me check and get back to you.
確認して、あらためてご連絡します。
分からないのに無理に答える必要はありません。
止める、書いてもらう、持ち帰る。この3つができれば、大きな行き違いを減らせます。
1分練習|読める英語を、口から出る英語に変える
フレーズを読んで理解しただけでは、緊張する場面で口から出ないことがあります。
長時間勉強する必要はありません。仕事の前に、次の1分練習を行います。
- 10秒:今日困りそうな場面を1つ選ぶ
- 20秒:お守りフレーズをゆっくり3回読む
- 20秒:実際の相手や場面を想像して1回言う
- 10秒:「次の一言」を1回だけ読む
声に出す区切り
カタカナへ置き換えるよりも、最初は意味のまとまりで区切って読みます。
- May I / add one point?
- Could you / say that again / please?
- That sounds / great.
発音を完璧にすることより、まずは途中で止まらず最後まで言えることを目標にします。
一度でも実際の場面で言えたら、その日は成功です。
AIで自分の職場用の1フレーズを作る方法
ChatGPTなどのAIは、英語表現の候補を大量に増やすためではなく、自分の状況に合う短い表現へ絞るために使うと便利です。
次のプロンプトでは、主役のフレーズと、そのあとに続ける一言を1つずつ出してもらいます。
コピペ用プロンプト
あなたはビジネス英語のコーチです。
私は長い英文をその場で作ることが苦手です。
次の状況で使える、短く丁寧な英語を考えてください。
【場面】
会議・電話・雑談のいずれか:
【具体的な状況】
例:取引先との電話で、会議日時を聞き取れなかった
【相手】
上司・同僚・取引先など:
次の条件を守ってください。
1.最初に言う「お守りフレーズ」を1文だけ出す
2.日本語訳を付ける
3.そのあとに続ける短い一言を1文だけ出す
4.その表現が合わない場面を1つ説明する
5.難しい単語や長い英文は使わない
6.英語表現を何個も並べない
AIを使うときの注意
- 取引先名、顧客情報、未公開の商品情報などを入力しない
- AIが出した表現を、そのまま正しいと決めつけない
- 会社独自の言い回しやルールがある場合は、そちらを優先する
- 重要な交渉や契約に関わる英語は、社内担当者などにも確認する
AIへ「ほかの言い方を10個」と頼むと、再び選べなくなることがあります。
1つの場面に、1つのフレーズ。この記事では、その使い方を基本にします。
今日できる最小行動|苦手な場面を1つだけ選ぶ
この記事を読んだあとに、3フレーズをすべて暗記する必要はありません。
- 会議・電話・雑談から、いちばん困る場面を1つ選ぶ
- その場面のお守りフレーズを3回読む
- 実際に使いそうな日時や場面を1つメモする
たとえば、来週に海外の取引先から電話が来る予定なら、今日覚えるのは次の一言だけです。
Could you say that again, please?
会議で補足する予定があるなら、こちらを選びます。
May I add one point?
雑談で反応できずに困っているなら、こちらです。
That sounds great.
「いつか使う30個」より、「次に使う1個」を先に装備しましょう。
よくある質問
Q1.聞き返すのは失礼ではありませんか?
丁寧な依頼表現を使えば、聞き返すこと自体が失礼になるとは限りません。
重要な内容を聞き取れたふりをして、日時や数量を間違えるほうが仕事上の問題につながります。
Could you say that again, please?と伝え、聞き取った内容を短く復唱しましょう。
Q2.文法や発音を間違えたらどうしますか?
最初の目的は、完璧な英語を披露することではありません。
会話を止めず、相手と確認しながら仕事を進めることです。
短いフレーズを最後まで言い、相手の反応を見ながら補足します。通じなかった場合は、ゆっくり言い直したり、書いて確認したりすれば大丈夫です。
Q3.3フレーズを全部覚えるべきですか?
最初は1つで十分です。
自分が最も困っている場面を選び、そのフレーズを実際に一度使うことを優先します。
1つが自然に出るようになってから、次の場面へ進みましょう。
まとめ|流暢さより、最初の一言を持っておく
ビジネス英語が出てこないときに、最初から長い英文を作る必要はありません。
- 会議では、May I add one point?で区切る
- 電話では、Could you say that again, please?で止める
- 雑談では、That sounds great.でつなぐ
最初の一言が出れば、次の内容を考える時間ができます。
さらに会話を進められそうなら、短い「次の一言」を1つだけ足します。
完璧な英語を作るのではなく、準備した短い一言で会話を一歩動かす。
今日覚えるのは、3つ全部ではありません。
次に困りそうな場面の1フレーズを選び、声に出して3回読んでみましょう。
次に読む
社会人英語を続ける方法も整理したい人へ
この記事の1フレーズをきっかけに英語学習を続けたい人は、まず「自分がどこで止まるのか」を確認してみてください。
AIへ英語練習を頼む方法を増やしたい人へ
勉強に使えるChatGPTプロンプト50選|コピペOK・目的別まとめ
英語の質問、練習問題、ロールプレイなど、目的に合わせたAIの使い方を探せます。
続ける仕組みが欲しい人へ|Z会Asteria for Business(PR)
この記事で紹介した3フレーズは、英語が出てこない瞬間を乗り切るための緊急装備です。
一方で、仕事で英語を使う機会が続く場合は、フレーズを覚えるだけでなく、聞く・話す・読む・書く練習を少しずつ積み重ねる必要があります。
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最初から講座ありきで考える必要はありません。
まずはこの記事の1フレーズを試し、独学では毎回同じ場所で止まると感じたときに、継続学習の選択肢として比較してみてください。
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参考文献・出典
英語表現は、相手との関係、場面、地域、会社内の慣習によって自然さや丁寧さが変わる場合があります。本記事では、初学者が仕事の場面で使いやすい短い表現を優先しています。
- Cambridge Dictionary「Please and thank you」(依頼表現におけるpleaseの位置と丁寧さを確認、参照日:2026年7月25日)
- Cambridge Learner’s Dictionary「say」(聞き返す表現の用例を確認、参照日:2026年7月25日)
- British Council LearnEnglish「Requests, offers and invitations」(could youを使った丁寧な依頼表現を確認、参照日:2026年7月25日)
- Z会「社会人向けビジネス英語講座 Asteria for Business」公式ページ(講座内容を確認、参照日:2026年7月25日)












