📚 漢文26選+応用10問+コラム完全ガイド【高校漢文を最短で攻略】
こんにちは、もこあい先生です。
漢文って、苦手意識を持っている高校生が多いですよね。でも実は、よく出るフレーズや型を覚えるだけで、かなり点が取れる科目なんです。
この記事では、「超頻出の漢文例文26選」に加え、応用問題と解説、そして漢文学習のモチベーションを保つためのコラムも収録しました!
試験直前の総まとめにも、定期テスト対策にも最適な1記事完結型の内容です。
一緒に漢文の世界を楽しみながら攻略していきましょう!
📖 漢文例文26選(書き下し文+現代語訳)
定期テスト・模試・入試でよく出る、超頻出の漢文フレーズを厳選!まずは13個を紹介します。
- 学而時習之、不亦説乎。
→ 学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや。
【訳】学んだことを時々復習するのは、うれしいことではないか。 - 己所不欲、勿施於人。
→ おのれの欲せざる所は、人に施すことなかれ。
【訳】自分がしてほしくないことは、人にしてはならない。 - 以心伝心。
→ こころをもってこころに伝う。
【訳】言葉ではなく、心で通じ合うこと。 - 風声鶴唳。
→ 風の音や鶴の鳴き声にもおびえる。
【訳】極度にびくびくしている様子。 - 朝三暮四。
→ 朝に三つ、暮れに四つ。
【訳】言葉巧みに人をごまかすこと。 - 百聞不如一見。
→ 百聞は一見にしかず。
【訳】何度も話を聞くより、一度自分で見た方がよい。 - 君子危うきに近寄らず。
→ くんしあやうきにちかよらず。
【訳】賢い人は、危険な場所には近づかない。 - 知足者富。
→ 足るを知る者は富む。
【訳】満足を知っている人は、心が豊かである。 - 虎穴に入らずんば虎子を得ず。
→ こけつにいらずんばこじをえず。
【訳】危険を冒さなければ、大きな成果は得られない。 - 塞翁が馬。
→ さいおうがうま。
【訳】人生何が幸か不幸かは分からない。 - 温故知新。
→ ふるきをたずねてあたらしきをしる。
【訳】昔のことを学んで、新しい知識を得ること。 - 他山の石。
→ たざんのいし。
【訳】他人の行動や失敗も、自分の学びになる。 - 画竜点睛。
→ がりょうてんせい。
【訳】最後の仕上げで物事が完成すること。
📘 続き:漢文例文14〜26(書き下し文+現代語訳)
- 千里の道も一歩より始まる。
→ せんりのみちもいっぽよりはじまる。
【訳】どんなに大きなことも、始めの一歩が大切。 - 良薬は口に苦し。
→ りょうやくはくちににがし。
【訳】忠告は聞きづらくても、自分のためになる。 - 知之者不如好之者。
→ これをしるものは、これをこのむものにしかず。
【訳】知っているだけの人より、好きな人のほうがよくできる。 - 有備無患。
→ そなえあればうれいなし。
【訳】準備しておけば、心配する必要はない。 - 疑わしきは罰せず。
→ うたがわしきはばっせず。
【訳】証拠がないなら、罰してはならない。 - 死して後已む。
→ ししてのちやむ。
【訳】命をかけて物事に取り組む覚悟の例え。 - 前車の覆るは後車の戒め。
→ ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ。
【訳】前の失敗を教訓にするべきだ。 - 水能載舟、亦能覆舟。
→ みずはふねをのせることも、またふねをくつがえすこともできる。
【訳】民衆は国を支える力にも、倒す力にもなる。 - 故きを温ねて新しきを知る。
→ ふるきをたずねてあたらしきをしる。
【訳】古いことを学ぶことで、新しい発見がある。 - 桃李言わざれども下自ら蹊を成す。
→ とうりいわざれども、したおのずからけいをなす。
【訳】徳のある人のもとには、自然と人が集まる。 - 疾風に勁草を知る。
→ しっぷうにけいそうをしる。
【訳】困難な時こそ、人の真価が問われる。 - 君子は豹変す。
→ くんしはひょうへんす。
【訳】立派な人は自分をすぐに改めることができる。 - 大丈夫、志を得ざれば再び故郷の土を踏まず。
→ だいじょうふ、こころざしをえざればふたたびこきょうのつちをふまず。
【訳】志を果たすまでは、故郷には戻らないという強い覚悟。
以上が、入試・模試・定期考査で特に頻出な漢文フレーズ26選でした。
次はこの理解を深めるための「応用問題」に挑戦してみましょう!
🧠 漢文応用問題10問(理解度チェック)
次の書き下し文の意味を答えよう。問題の後に解説があります。
- 人に勝つ者は力あり。
【意味】? - 小人は人の短を語り、君子は人の長を語る。
【意味】? - 言は身の文なり。
【意味】? - 富貴にして驕る者は之を賤しむ。
【意味】? - 時に遭えば竜となり、時に遇わねば虫となる。
【意味】? - 仁者は山を楽しむ。
【意味】? - 士は己を知る者のために死す。
【意味】? - 魚、我を得て淵に遊ぶ。
【意味】? - 道に志して悪衣悪食を恥じず。
【意味】? - 善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。
【意味】?
▼ 解説と現代語訳は、次のセクションへ続きます!
📌 内部リンクで漢文&古典の力をさらにアップ!
✅ 応用問題の解説と現代語訳
- 人に勝つ者は力あり。
【訳】他人に勝つことができる者には力がある。
【解説】表面的な強さを示す表現。肉体的・技術的な力を意味する。 - 小人は人の短を語り、君子は人の長を語る。
【訳】つまらぬ人は他人の欠点ばかり言い、立派な人は他人の長所を語る。
【解説】人物の器量によって他人への評価の仕方も異なることを示す。 - 言は身の文なり。
【訳】言葉はその人の内面や人格を表す。
【解説】発する言葉に人間性が表れるという儒教的考え方。 - 富貴にして驕る者は之を賤しむ。
【訳】富や地位を得ておごるような人は軽蔑される。
【解説】人徳が伴わない成功は価値がないという教え。 - 時に遭えば竜となり、時に遇わねば虫となる。
【訳】時流に乗れば大成し、そうでなければ埋もれる。
【解説】才能があってもチャンスがなければ活かされないことを示す。 - 仁者は山を楽しむ。
【訳】徳をもつ人は山を愛する。
【解説】静寂を好む性格を象徴。対になる表現に「智者は水を楽しむ」がある。 - 士は己を知る者のために死す。
【訳】武士は自分のことを理解してくれる人のために命を懸ける。
【解説】信頼や恩義の大切さを語る言葉。 - 魚、我を得て淵に遊ぶ。
【訳】魚が自分の自由を取り戻し、水の中を楽しそうに泳ぐ様子。
【解説】自由を得た喜びや解放感を例える。 - 道に志して悪衣悪食を恥じず。
【訳】真理を追い求める人は、みすぼらしい服や食事も恥としない。
【解説】外見より内面の高潔さが大切だという教え。 - 善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。
【訳】本当に戦いがうまい者は、勝てる時に確実に勝つ。
【解説】無謀な挑戦よりも、確実性を重んじる戦略の重要さを説く。
✍️ ChatGPTで漢文学習を効率化しよう
漢文の勉強を自力だけで進めるのは大変。でも、AIツールを使えば、例文解説・自動テスト・作文チェックなどがサクサクできちゃいます!
高校生向けに、次の漢文「学びて時にこれを習う」をわかりやすく解説してください。 書き下し文・現代語訳・使い方の例もお願いします。
上のようなプロンプトをChatGPTに入力すれば、先生のように優しく解説してくれますよ!
📓 コラム:もこあい先生の「漢文ってなんのために学ぶの?」
よく「漢文なんて将来使わないし、意味あるの?」って聞かれるけど…
実は漢文を学ぶと、「論理力・読解力・語彙力」がバランスよく育ちます。
昔の人たちの知恵や考え方に触れることで、価値観の幅も広がるんです。
ChatGPTと一緒に、漢文の世界をもっと楽しんでいきましょう!
🔚 最後にひとこと
漢文は、最初こそとっつきにくいかもしれませんが、「知ることが楽しい」と感じられたら学習は一気に進みます。
今日のこの記事が、あなたの漢文ライフの一歩になりますように。
また次の授業でお会いしましょう〜👋