✍️ 中学生の作文が苦手でも大丈夫|ChatGPTでアイデア・構成・見直しを練習する方法
この記事でできること
- 何を書けばいいか分からないときに、作文の材料を見つける
- バラバラのメモを「はじめ・中・おわり」に整理する
- 書いた作文を、自分の言葉を残したまま見直す
作文が苦手でも大丈夫です。ChatGPTを「答えをもらう道具」ではなく、考えを整理して動き出す補助として使えば、少しずつ書けるようになります。
📘 クリックして開く:読む前に知っておきたいこと
この記事では、ChatGPTを作文の補助として使う方法を紹介します。
- 学校や先生からAI利用について指示がある場合は、そちらを優先してください。
- AIが作った文をそのまま出すのではなく、自分の体験・自分の言葉に戻すことが大切です。
- 困ったときは、AIに「全部書いて」ではなく、「質問して」「整理して」「見直しを手伝って」と頼むほうが安全です。
「作文を書きなさい」と言われると、そこで手が止まってしまう人は少なくありません。
テーマは分かるのに、何を書けばいいのか分からない。
最初の1文が出ない。
書いてみても、文が短くて広がらない。
最後に見直そうとしても、どこを直せばいいのか分からない。
こういうときに大事なのは、いきなり上手な作文を書くことではありません。書くための順番を作ることです。
ChatGPTは、その順番づくりを手伝ってくれます。
たとえば、思い出しやすい質問をしてもらう。メモを整理してもらう。見直すポイントをしぼってもらう。そんな使い方なら、作文が苦手な人でも取り組みやすくなります。
この記事では、作文で止まりやすい場面を4つに分けて、中学生が使いやすい形でChatGPTの活用法を紹介します。
- 作文が苦手でも大丈夫|まずは「止まる場所」を知ろう
- 中学生の作文が止まりやすい4つの理由
- ChatGPTは「作文を代わりに書く道具」ではなく「考えを整理する補助」
- 1.アイデアが出ないときの使い方|質問してもらうと書くことが見えてくる
- 2. 構成が決まらないときの使い方|まずは3つに分ければ大丈夫
- 3.文が短いときの使い方|「具体」を1つ足すだけで伝わりやすくなる
- 4.書いた作文を見直す使い方|4つだけ見れば直しやすい
- AIを使っても、最後は自分の言葉に戻すのが大事
- 《恵子のメモ帳》提出前の3分チェック
- よくある質問
- 要約や感想文で困っている人へ|国語の読解練習に進みたい人はこちら
- まとめ|作文は「上手さ」より「動き出す順番」が大事
作文が苦手でも大丈夫|まずは「止まる場所」を知ろう
作文が苦手な人の多くは、「書く力がまったくない」わけではありません。
止まりやすい場所がはっきりしていないだけです。
特に止まりやすいのは、次の4つです。
- 何を書けばいいか分からない
- 最初の1文が出ない
- 文が短くて広がらない
- 書いたあとに直し方が分からない
この4つを順番にほぐしていけば、作文はかなり書きやすくなります。
ここが大事
作文は「最初からうまく書けるかどうか」より、止まったときに次の1手を出せるかどうかが大切です。
中学生の作文が止まりやすい4つの理由
1.何を書けばいいか分からない
テーマを見ても、頭の中に材料が出てこない状態です。
でも実際は、何もないのではなく、思い出や体験がまだ言葉になっていないことが多いです。部活、学校行事、家で続けていること、失敗して学んだことなど、材料は意外とあります。
2.最初の1文が出ない
最初の1文をきれいに書こうとすると、動けなくなりやすいです。
作文が得意な人でも、最初から完成形で書いているわけではありません。まずは仮の1文で始めて、あとで整えれば大丈夫です。
3.文が短くて広がらない
「楽しかった」「頑張った」「難しかった」だけで終わると、内容がふくらみにくくなります。
そんなときは、「いつ」「どこで」「何をした」のどれかを1つ足すだけでも、かなり伝わりやすくなります。
4.書いたあとに直し方が分からない
見直しは、ただ読み返すだけでは難しいです。
「何を見るか」が決まっていないと、どこを直せばいいのか分からなくなります。だからこそ、見直しのポイントを4つくらいにしぼるのが効果的です。
ChatGPTは「作文を代わりに書く道具」ではなく「考えを整理する補助」
ここは、とても大切です。
ChatGPTに「作文を書いて」と頼めば、それっぽい文章は出てきます。
でも、それをそのまま出してしまうと、あなたの作文ではなくなりやすいです。
先生が読みたいのは、きれいすぎる文章よりも、その人が何を見て、何を感じて、どう考えたかです。
だからChatGPTは、こんなふうに使うのがおすすめです。
- 何を書けばいいか分からないときに、質問してもらう
- バラバラのメモを整理してもらう
- 見直すポイントを教えてもらう
つまり、ChatGPTは「答え係」ではなく「整理係」です。
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1.アイデアが出ないときの使い方|質問してもらうと書くことが見えてくる
作文でいちばん多い悩みのひとつが、「何を書けばいいか分からない」です。
このとき、いきなり「作文を書いて」と頼むのはおすすめしません。
それよりも、自分の中にある材料を引き出す質問をしてもらうほうが、ずっと役に立ちます。
たとえば、テーマが「最近がんばったこと」なら、こんなことを思い出せると書きやすくなります。
- いつのことか
- どこでのことか
- 何が大変だったか
- そのときどう感じたか
- 前と比べて何が変わったか
これらを自分ひとりで考えるのが難しいときに、ChatGPTに質問役をしてもらうわけです。
コピペOKプロンプト
あなたは中学生の作文を手伝う先生です。
テーマは「(ここにテーマを書く)」です。
私が作文に書けそうな内容を思い出せるように、
質問を5つしてください。
条件:
・中学生に分かる言葉で書く
・「いつ」「どこで」「何をした」「どう感じた」を意識する
・質問のあと、使えそうな材料を3つに整理する
このやり方の良いところは、AIが勝手に作文を作るのではなく、自分の体験を言葉にする手伝いになることです。
たとえば、部活の話を書きたいけれど何も出てこないときでも、質問されると意外に思い出せます。
- 大会の前にどんな練習をしたか
- 失敗したときにどう思ったか
- 友だちや先輩からどんな言葉をかけられたか
こういう材料が出てくると、作文は一気に書きやすくなります。
2. 構成が決まらないときの使い方|まずは3つに分ければ大丈夫

いきなり作文を書くより、まず質問で材料を集めると書きやすくなります。
材料が少し集まっても、次に困るのが「どう並べればいいのか」です。
ここで難しく考えすぎる必要はありません。
最初は、「はじめ・中・おわり」の3つに分けるだけでも十分です。
- はじめ:何について書くのか
- 中:どんなことがあったのか
- おわり:そこから何を思ったか、何が変わったか
この3つに分けるだけで、作文の骨組みができます。
コピペOKプロンプト
あなたは中学生の作文を整理する先生です。
次のメモを「はじめ・中・おわり」の3つに分けて、
作文の構成案を作ってください。
メモ:
・(ここに箇条書きでメモを書く)
条件:
・中学生が書きやすい形にする
・難しい言葉を使わない
・各部分に何を書くかを1〜2文で説明する
たとえば、合唱コンクールについて書くなら、こんな形にできます。
- はじめ:合唱コンクールで緊張していたこと
- 中:毎日少しずつ練習して、本番にのぞんだこと
- おわり:終わったあとに達成感があったこと
この段階では、細かい表現を気にしすぎなくて大丈夫です。
まずは順番を決めることが先です。
3.文が短いときの使い方|「具体」を1つ足すだけで伝わりやすくなる
作文を書いていると、「なんだか文が短い」「内容がうすい気がする」と感じることがあります。
そんなときに大事なのは、長くすることではなく、少しだけ具体にすることです。
たとえば、こんなふうに変えるだけでも、かなり伝わりやすくなります。
例1
短い文:体育祭は楽しかったです。
少し具体にした文:体育祭のリレーで、最後まで走り切れたときはとても嬉しかったです。
例2
短い文:私は部活を頑張りました。
少し具体にした文:私は部活で、苦手だったサーブ練習を毎日続けたことを頑張りました。
例3
短い文:読書をして学びました。
少し具体にした文:読書をして、相手の気持ちを想像しながら読むことの大切さを学びました。
ポイントは、次の3つのうちどれかを1つ足すことです。
- いつ
- どこで
- 何をしたか
全部を無理に足さなくても大丈夫です。
1つ増えるだけでも、作文の中身はかなり変わります。
コピペOKプロンプト
次の文を、中学生らしい自然な日本語のまま、
少しだけ具体的にしてください。
条件:
・言いすぎない
・体験していないことは足さない
・「いつ」「どこで」「何をした」のどれかを1つ足す
文:
(ここに文を書く)
ここで気をつけたいのは、AIに「感動的にして」と頼みすぎないことです。
それをやると、きれいだけれど自分らしさのない文になりやすいからです。
この章では、あくまで少し具体にすることを意識して使うのがちょうどいいです。
4.書いた作文を見直す使い方|4つだけ見れば直しやすい
作文の見直しは、「読み返して終わり」だと効果が出にくいです。
そこでおすすめなのが、見る場所を4つにしぼることです。
- テーマに合っているか
途中で話がそれていないかを見ます。 - 具体があるか
「楽しかった」「頑張った」だけで終わっていないかを見ます。 - 気持ちの理由があるか
なぜそう思ったのかが伝わるかを見ます。 - 最後に変化や気づきがあるか
書く前と比べて、何を学んだか、どう思ったかが少しでも入っているかを見ます。
この4つがあるだけで、見直しの方向がかなりはっきりします。
コピペOKプロンプト
次の作文を見て、
中学生にも分かる言葉で改善点を教えてください。
条件:
・テーマのズレ
・具体の足りなさ
・気持ちの理由
・最後のまとめ
この4つだけを見てください。
出力の形:
① 良い点
② 直すとよい点
③ 自分で直すためのヒント
作文:
(ここに作文を書く)
ここでも大事なのは、AIに「直した完成文を作ってもらう」ことではありません。
どこを直すとよくなるのかを知るために使うことです。

AIを使っても、最後は自分の言葉に戻すのが大事
作文でいちばん大切なのは、上手すぎる文を作ることではありません。
自分の体験や気持ちが、自分の言葉で書かれていることです。
ChatGPTを使うと、文が整いやすくなるぶん、少しAIっぽい文になることがあります。
そんなときは、最後に次の3つをチェックしてみてください。
- これは本当に自分が感じたことか
- 自分が学校でふつうに言いそうな言い方か
- 体験していないことが混ざっていないか
この3つを通してみると、「きれいだけど自分の作文ではない文」を減らしやすくなります。
ヒントをもらいながら学びたい人へ
「答えをもらうより、質問されながら考えたい」という人は、学習モードの使い方も相性が良いです。
🧠 ChatGPT学習モードの使い方|答えをもらうより理解を深めるコツ
《恵子のメモ帳》提出前の3分チェック
提出前にここだけ見よう
- 最初の1文と最後の1文で、話がずれていないか
- 「いつ・どこで・何をした」のどれかが入っているか
- 「うれしかった」「大変だった」の理由が少しでも書けているか
- 「です・ます」が途中で混ざっていないか
- 自分が本当に体験したことだけで書いているか
崩れた日は、全部を完璧に直す日ではありません。
出せる形に整えるところまで戻せたら、それで前進です。
よくある質問
ChatGPTが作った文をそのまま使ってもいいですか?
おすすめしません。作文は、自分の体験や考えを書くことに意味があります。AIは、質問・整理・見直しの補助として使うほうが安全です。
本当に書くことが何も思いつかないときはどうすればいいですか?
まずは、最近の学校生活、部活、家での出来事、失敗したこと、うれしかったことを小さく思い出してみてください。大きな出来事でなくても大丈夫です。小さな経験ほど、自分の言葉で書きやすいことがあります。
文が短いのはダメですか?
短いこと自体が悪いわけではありません。ただ、短い文ばかりだと伝わりにくくなります。「いつ」「どこで」「何をした」のどれかを1つ足してみるだけでも、かなり変わります。
要約や感想文で困っている人へ|国語の読解練習に進みたい人はこちら
「本文を短くまとめるのが苦手」「感想文になると何を書けばいいか分からない」という人は、要約・感想文にしぼったこちらの記事も役立ちます。
まとめ|作文は「上手さ」より「動き出す順番」が大事
作文が苦手でも、最初からあきらめなくて大丈夫です。
大切なのは、いきなり完成文を作ろうとしないことです。
- ネタが出ないなら、質問してもらう
- 構成が決まらないなら、3つに分ける
- 文が短いなら、具体を1つ足す
- 見直せないなら、4つだけ見る
この順番で進めるだけでも、作文はかなり書きやすくなります。
ChatGPTは、作文を代わりに仕上げる道具ではなく、自分の言葉を育てるための補助として使うのがおすすめです。
少しずつ思い出して、並べて、直していけば大丈夫。
自分の体験を、自分の言葉で伝えられる作文を目指していきましょう。
もこあい先生より
「今日の“なんで?”を大切にしよう。正解より、考えた道のりが宝もの。」

