中間テストの勉強はいつから始める?|中学生が2週間前からやることを順番に解説
もこあい先生:
「中間テストまであと2週間。そろそろ勉強したほうがいい気はするけれど、何から始めればいいんだろう?」
そんなふうに迷っていませんか?
数学のワークもあるし、英単語も覚えたい。理科や社会の暗記もあるし、提出物も気になります。
でも、最初から全部を同時にやろうとしなくて大丈夫です。
中間テストの勉強では、「どれだけ長く勉強するか」より、「何をどの順番で進めるか」を先に決めると動きやすくなります。
この記事では、テスト2週間前から前日までに何をすればよいのかを、中1・中2・中3それぞれの違いも含めて順番に見ていきます。
- 結論|中間テストの勉強は2週間前を一つの目安にしよう
- 2週間前より前|学校ワークをためない
- 14〜10日前|最初にテスト範囲と提出物を全部見る
- 14〜10日前|ワークで「○・△・×」を見つける
- 9〜7日前|分からないところを直し、暗記も始める
- 6〜3日前|△と×を中心にやり直す
- 3日前|全部終わっていなくても、優先順位をつける
- 2日前〜前日|新しいことを増やしすぎない
- 学年別|中1・中2・中3で意識したいこと
- 教科別|中間テストでは何を確認すればいい?
- 1日何時間?|部活があっても「短く分ける」でいい
- もう2週間前を過ぎてしまったら?|あと○日からの救済ルート
- 中間テスト前にやりがちな5つの失敗
- 保存用|中間テスト2週間前からの5チェック
- テストが終わったら、点数だけで終わらせない
- 次に読むおすすめ
- 参考文献
- まとめ|大切なのは「何時間やったか」より「何ができるようになったか」
- 訂正・追記履歴
結論|中間テストの勉強は2週間前を一つの目安にしよう
中間テストの勉強をいつから始めるか迷ったら、まずはテスト2週間前を一つの目安にしてみましょう。
ただし、これは「2週間前になるまで何もしなくていい」という意味ではありません。
授業で習ったところまで学校ワークを少しずつ進めておけば、テスト前の負担は小さくなります。
また、
- 苦手な教科が多い
- 学校ワークがたまっている
- 前回のテストで時間が足りなかった
- 高い目標点を目指している
という場合は、3週間前など、もう少し早く始めてもかまいません。
「全員が必ず14日前から」ではなく、迷っている人が動き始める基準として2週間前。
このくらいに考えておきましょう。
もこあい先生:「まずは“全部やる”ではなく、“何が残っているかを見る”ところから始めよう。」
2週間前より前|学校ワークをためない
テスト対策を楽にする方法の一つは、テスト期間に入る前からあります。
それが、学校で習ったところまでワークを少しずつ進めておくことです。
たとえば数学で新しい単元を習ったら、その日のうち、または週末に対応するワークを少し解いてみます。
全部完璧にできなくても大丈夫です。
むしろ、
「ここは自分だけでは解けない」
と早く気づけることに意味があります。
テスト直前までワークを残してしまうと、「勉強する」より「提出するために答えを埋める」ことが中心になりやすくなります。
ワークは、終わらせるためだけではなく、自分ができない問題を見つけるための道具として使ってみましょう。
14〜10日前|最初にテスト範囲と提出物を全部見る
テスト範囲が分かったら、いきなり数学のワーク1ページ目から始める前に、まず全体を確認します。
確認したいものは、たとえば次のようなものです。
- テスト範囲表
- 教科書の範囲
- 学校ワーク
- 授業プリント
- ノート
- 漢字・英単語などの暗記範囲
- 提出物
- 提出期限
そして、「何が残っているか」を確認します。
健太と恵子の例①|「とりあえず数学」ではなく、最初に全体を見る
健太:「テスト2週間前だ! とりあえず数学のワークからやればいいかな?」
恵子:「その前に、提出物とテスト範囲を全部見てみようよ。」
健太:「先に勉強しちゃだめなの?」
恵子:「数学だけ終わっても、英語のワークや理科のプリントがたくさん残っていたら、あとで慌てるかもしれないよ。」
健太:「そっか。最初に全部見てから順番を決めるんだね。」
この段階では、きれいな計画表を作る必要はありません。
たとえば、
- 数学ワーク P.30〜45
- 英語 Unit 3
- 理科 プリント4枚
- 社会 地理の範囲
- 国語 漢字40個
くらいでも十分です。
やることを頭の中だけに置かない。
まずはここから始めます。
14〜10日前|ワークで「○・△・×」を見つける
全体を確認したら、学校ワークを進めます。
このとき、すべての問題を同じように扱う必要はありません。
- ○=自分でできた
- △=できたけれど怪しい
- ×=分からなかった・間違えた
くらいに分けてみましょう。
これだけで、テスト前に何を優先して復習すればよいかが見えやすくなります。
「ワークを3周すること」が目的ではない
「学校ワークを3周しよう」と言われることがあります。
繰り返すこと自体は役立ちますが、回数そのものを最終目標にする必要はありません。
できる問題を何度も解くより、
×だった問題 → △になる → 最後に○になる
という変化のほうが大切です。
健太と恵子の例②|「ワーク1周終わった!」で終わらない
健太:「学校ワーク、全部終わった! これでテスト勉強も終わりだね。」
恵子:「この×が付いている問題、もう一度解ける?」
健太:「えっと……答えを見れば分かるけど、自分だけだとまだ無理かも。」
恵子:「じゃあ、次は全部を最初からやるより、この×からやってみよう。」
健太:「ワークを終わらせることと、自分で解けることは別なんだね。」
9〜7日前|分からないところを直し、暗記も始める
ワークを進めると、
「解説を読んでも分からない」
という問題が出てきます。
ここからが、本当のテスト勉強です。
分からない問題は、
- 教科書を見る
- 授業ノートを見る
- 解説を読む
- 先生に質問する
- 家族や友達に聞く
- 学習サービスやAIを補助的に使う
などの方法で確認します。
ただし、答えや解説を見て、
「なるほど」
で終わらないようにしましょう。
解説を閉じたあとに、もう一度、自分だけで解けるかを確認します。
暗記は「見れば分かる」で終わらない
英単語、漢字、理科・社会の用語なども、この頃から少しずつ始めます。
たとえば英単語なら、
1日目に確認する
↓
翌日にもう一度思い出す
↓
覚えていなかったものだけ残す
という方法があります。
「見れば分かる」と「何も見ずに答えられる」は違います。
教科書やノートを閉じて、自分で思い出せるかを確認してみましょう。
6〜3日前|△と×を中心にやり直す
テストが近づいてきたら、すべてを最初からやり直す必要はありません。
ここから優先したいのは、最初に△や×だった問題です。
たとえば数学なら、解説を見ずに最初から式を作れるか。
英語なら、日本語だけを見て英文を作れるか。
理科・社会なら、答えを隠して説明できるか。
国語なら、漢字・語句・授業で扱った内容を確認できるか。
「分かった」から「自分でできる」へ変わっているかを見ます。
3日前|全部終わっていなくても、優先順位をつける
テスト3日前になって、
「まだ全部終わっていない!」
となることもあります。
そんなときに、最初から全部やり直そうとすると、かえって時間が足りなくなります。
まず、提出期限を確認します。
そのうえで、勉強は次の順番で整理します。
- 基本問題
- 一度間違えた問題
- 覚えれば得点につながりやすい内容
- 余裕があれば難しい応用問題
健太と恵子の例③|「全部やらなきゃ!」を整理する
健太:「あと3日なのに、理科も社会もまだ残ってる! 全部やらなきゃ!」
恵子:「まず提出期限を確認して、そのあと勉強する順番を決めよう。」
健太:「どこから?」
恵子:「基本問題と、前に間違えたところから。」
健太:「難しい応用問題は?」
恵子:「基本ができて、まだ余裕があったらでいいんじゃない?」
健太:「残っているページ数じゃなくて、今からできるようにしたいところを見るんだね。」
2日前〜前日|新しいことを増やしすぎない
テスト前日になると、不安になって新しい問題集や難しい問題に手を出したくなることがあります。
しかし、この段階では、今まで間違えたところの確認を優先してみましょう。
- 数学の×問題
- 間違えた英単語
- 覚えにくい理科用語
- 混同している社会の語句
- 書き間違えやすい漢字
「まだ知らない100個」より、「一度勉強したのに落としそうな10個」を減らす。
そんなイメージです。
前日の夜は、寝るところまでがテスト対策
翌日のテストでは、問題文を読んだり、覚えたことを思い出したり、計算したり、判断したりします。
そのため、極端に睡眠時間を削ることを前提にした計画にはしないようにしましょう。
最後の確認をする → 明日の準備をする → 寝る。
ここまでが前日のテスト対策です。
学年別|中1・中2・中3で意識したいこと
同じ中間テストでも、中1・中2・中3では注意したいところが少し違います。
中1|まず「中学校のテストのやり方」に慣れる
中1では、点数だけでなく、中学校の定期テストそのものに慣れることが大切です。
- テスト範囲が広い
- 複数教科を同時に勉強する
- 提出物がある
- 数日前だけでは間に合いにくい
と感じることもあるでしょう。
特に最初の中間テストでは、「何時間勉強したか」より「2週間をどう使ったか」を覚えるつもりで進めてみましょう。
数学で止まりやすいときは、正負の数でつまずくときの考え方や、中1の文章題で式が作れない人向けの記事も参考になります。
中2|前に習った内容で止まっていないか確認する
中2になると、今習っている内容だけでなく、中1で習ったことが前提になる場面が増えてきます。
ワークで止まったときは、
「今回の範囲が分からないのか、それとも前に習ったところで止まっているのか」
を分けて考えてみましょう。
中2では、分からないところまで一段戻ることも大切です。
数学のつながりを見直したいときは、一次方程式の記事、比例・反比例の記事、中2の文章題の記事もあわせてどうぞ。
中3|定期テストと受験勉強を混ぜすぎない
中3では、
「定期テストもあるし、受験勉強もしなければ」
となりやすくなります。
テスト前はまず、
- 今回のテスト範囲
- 学校の提出物
- 苦手な基本問題
を整理します。
そのうえで、余裕のある時間を受験勉強へ回します。
学校や地域によって評価方法は異なりますが、定期テストや日々の学習が学校での評価に関わることもあるため、受験勉強だけを優先して学校のテストを軽く扱わないようにしましょう。
中3で文章題や式の選び方に迷うときは、連立方程式の記事や、中3の文章題の記事も役立ちます。
教科別|中間テストでは何を確認すればいい?
数学|答えを見るだけでなく、自分で解く
数学では、答えや解説を読むだけではなく、実際に手を動かして解きます。
解き方を見た → 解説を閉じた → 自分で解いた
まで進めましょう。
数学で単元ごとに復習したいときは、次の記事も使えます。
- 正負の数でつまずく中学生へ|マイナス・数直線・符号ミスの直し方
- 一次方程式がわからない人へ|等式の性質・移項・解き方の順番
- 比例・反比例がわからない人へ|式・表・グラフをつなげる順番
- 連立方程式がわからない人へ|代入法・加減法の解き方と選び方
英語|単語だけでなく、文でも使えるか確認する
英語では、英単語・教科書本文・文法・英作文を分けて考えると整理しやすくなります。
単語を覚えるだけでなく、習った文法を使って自分で英文を作れるかも確認してみましょう。
国語|漢字・語句と授業で扱った内容を確認する
国語では、漢字・語句・文法・授業で扱った文章などを確認します。
文章をただ覚えるのではなく、「なぜこの答えになるのか」まで説明できるか確かめてみましょう。
理科|用語だけでなく、計算・実験・図も見る
理科では、用語だけでなく、計算・実験・グラフ・図・原因と結果などもテスト範囲に含まれていないか確認します。
「言葉は覚えたけれど、問題では使えない」状態になっていないかを見ることが大切です。
社会|用語を「つながり」で覚える
社会では、用語だけをバラバラに覚えるのではなく、場所・時代・理由・出来事のつながりも一緒に確認します。
一問一答で答えられたら、「なぜ?」「そのあとどうなった?」まで一段だけ説明を増やしてみるのもおすすめです。
1日何時間?|部活があっても「短く分ける」でいい
必要な勉強時間は、人によって違います。
そのため、「毎日必ず○時間やれば大丈夫」とは言い切れません。
同じ1時間でも、できる問題だけを何度も解く1時間と、できない問題を一つずつ解けるようにする1時間では中身が違います。
まとまった長い時間が取れない日は、短く分けてもかまいません。
たとえば、
- 朝10分:英単語
- 帰宅後30分:数学ワーク
- 夕食後20分:理科または社会
- 寝る前10分:今日の△・×を確認
という進め方もできます。
これは一例なので、毎日この通りにする必要はありません。
「今日は何時間やる?」だけでなく、「今日は何をできるようにする?」
まで決められると、勉強の中身が見えやすくなります。
もう2週間前を過ぎてしまったら?|あと○日からの救済ルート
この記事を読む人全員が、ちょうど2週間前とは限りません。
「もう1週間しかない」
「あと3日しかない」
という人もいるでしょう。
でも、2週間前を過ぎたからといって、そこで諦める必要はありません。
| 残り日数 | まず意識すること |
|---|---|
| あと10日くらい | 通常ルートへ合流。計画に時間をかけすぎずワークを始める |
| あと7日 | 基本問題・弱点・暗記を優先する |
| あと3日 | 提出期限を確認し、基本・△・×・暗記を優先する |
| 前日 | 新しい問題を増やしすぎず、弱点を最終確認する |
大切なのは、
「もっと早くやればよかった」
と考え続けることではなく、今日から何をするか決めることです。
中間テスト前にやりがちな5つの失敗
テスト勉強では、頑張っているのに方向が少しずれてしまうことがあります。
失敗① 計画表を作るだけで満足する
計画は簡単でかまいません。作ったら、できるだけ早く1問目へ進みましょう。
失敗② ワークを提出用に埋めるだけになる
提出できることと、自分で解けることは別です。
失敗③ 得意教科ばかり勉強する
苦手教科ほど、早めに一度触れておきましょう。
失敗④ ×の問題を見ない
×は「できなかった場所」ではなく、「次にできるようになる場所」です。
失敗⑤ 前日に全部覚えようとする
前日は、できれば「最初に覚える日」ではなく「最後に確認する日」にします。
悪もこあい先生:「ワーク? 答えを写せば提出には間に合うよ!」
もこあい先生:「提出できても、自分で解けるようになったかは別だね。答えを見たあとに、もう一度自分でやってみよう。」
保存用|中間テスト2週間前からの5チェック
テスト勉強で迷ったら、次の5つを確認してみてください。
- テスト範囲と提出期限を確認した?
- 学校ワークを一度解いた?
- △と×の問題を残している?
- 答えを見ずにもう一度できる?
- 前日は確認して寝るところまで予定に入れた?
この5つができていれば、テスト勉強の順番は大きく外れていません。
テストが終わったら、点数だけで終わらせない
中間テストが返ってきたら、
「80点だった」
「前より下がった」
だけで終わらせないことも大切です。
間違えた問題を、たとえば、
- 知らなかった
- 分かっていたけれど解けなかった
- 計算・読み間違いをした
- 問題文の意味を取り違えた
- 時間が足りなかった
などに分けると、次のテストで何を変えればよいかが見えてきます。
テストは、点数を確認して終わりではありません。
次の勉強方法を決める材料にもできます。
テストのあとに何をすればいいかは、中学生のテスト直しが進まない人へ|間違いを4種類に分けて次の1問へつなげる方法で詳しく解説しています。
次に読むおすすめ
今回の記事とあわせて読むと、テスト勉強や中学の学び直しがしやすくなる記事です。
- 中学生のテスト直しが進まない人へ|間違いを4種類に分けて次の1問へつなげる方法
- 正負の数でつまずく中学生へ|マイナス・数直線・符号ミスの直し方
- 一次方程式がわからない人へ|等式の性質・移項・解き方の順番
- 比例・反比例がわからない人へ|式・表・グラフをつなげる順番
- 連立方程式がわからない人へ|代入法・加減法の解き方と選び方
- 中1の文章題で式が作れない人へ|問い・数字・関係を見る順番
- 中2の文章題で式が作れない人へ|xとy・二つの条件を組み立てる順番
- 中3の文章題で解き方が分からない人へ|条件から解法を選ぶ順番
- 中学生向け記事一覧
参考文献
- 文部科学省『中学校学習指導要領解説』
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387016.htm - ベネッセ教育情報『中学生の定期テストの勉強法とは?科目別の対策方法や計画の立て方を解説』
https://www.benesse.co.jp/zemi/media/article/chu_regular_test/ - ベネッセ『定期テスト対策サイト』
https://benesse.jp/kyouiku/teikitest/ - 学研ON AIR『定期テストの勉強法は?始める時期や勉強時間・高得点を取るコツを解説』
https://gakkenonair.gakken.jp/column/exam-timing/
※本記事では、一般的な定期テスト対策の考え方を参考にしつつ、もこあいブログとして「ワークを終わらせること」より「できなかった問題をできるようにすること」を重視して整理しています。
まとめ|大切なのは「何時間やったか」より「何ができるようになったか」
中間テストの勉強は、2週間前を一つの目安に始めてみましょう。
基本の流れは、
14〜10日前
→ テスト範囲と提出期限を確認する
→ 学校ワークを進め、○・△・×を分ける
9〜7日前
→ 分からないところを確認する
→ 英単語・漢字・理社の暗記も始める
6〜3日前
→ △と×を中心にやり直す
→ 残っているものに優先順位をつける
2日前〜前日
→ 新しいものを増やしすぎない
→ 間違えやすいところを最終確認する
という順番です。
そして、2週間前を過ぎてしまっても、そこで諦める必要はありません。
残っている時間に合わせて、基本・弱点・暗記・最終確認の順に整理すれば、今日からでも始められます。
もこあい先生:
「テスト勉強では、“今日は3時間やった”だけじゃなく、“昨日できなかった問題が、今日は自分で解けた”を増やしていこう。」
一つずつ「できない」を「できる」に変えていく。
それが、中間テスト前に一番大切にしたい勉強の進め方です。
もこあい先生より:
「今日の“なんで?”を大切にしよう。正解より、考えた道のりが宝もの。」
訂正・追記履歴
- 2026年8月30日:初稿作成。中間テスト2週間前から前日までの勉強の順番、学年別・教科別のポイント、残り日数別の進め方を整理しました。
※今後、内容を訂正・追記した場合は、この欄に記録します。













